アトピー等かゆみを伴う疾患への対処療法として、「患部を一時的に冷やす」ことがあげられます。
熱伝導率調整器具の特許を用いると、「患部を一時的に冷やす」ための効率的な器具を開発することができます。



アトピー等かゆみを伴う疾患は、
痒い→掻いてしまう→さらに症状が悪化→さらに痒くなる→掻いてしまう
といったループに陥り、症状の改善が遅れることがあります。

医学的な治療はもちろん重要ですが、「痒み」に対しては患部を一時的に冷却することが効果的であることが知られています。

一般家庭で患部を冷やす方法として、保冷剤を用いる方法や、流水による方法がありますが、夜中に突発的に痒みが発生する場合、わざわざ冷凍庫に保冷剤を取りに行ったり、洗面所まで行く必要があります。

特にアトピーの場合、毎晩のように夜中痒くなってしまうケースもあります。

このような場合、熱伝導率調整器具の特許を用いた冷却器具が役に立つと考えられます。

冷却器具を凍らせておき(または氷などを入れておき)、低熱伝導率状態にしてまま枕元に置いておきます。
この場合、魔法瓶同様内部に冷たさが保たれます。

使用するときは、ワンタッチで高熱伝導率状態に切り替えることにより、内部の冷たさが器具外部に伝わり、冷却剤として使用できるようになります。

使用後は再度、ワンタッチで低熱伝導率状態に戻し、冷たさを保つことができます。

このように冷たさをちょっとずつ使用することができるので、通常の保冷材と異なり、長時間冷却効果を保つことができます。

例えば
夜中の12時に10分間冷却→夜中の3時に10分間冷却→5時に10分間冷却
のような断続的に使用するケースにおいて、有効であると考えられます。

熱伝導率調整器具の特許を使用して、アトピー等かゆみを伴う疾患を持つ患者様に喜んでもらえるような、特殊な冷却器具を開発してみませんか?